18:30~ 福島大学サテライト「街なかブランチ」で行われた、市民と議員のための自治体政策講座2009に参加しました。
今回が全3回シリーズの1回目 「道州制のゆくえ」について共同通信編集委員・内閣府道州制ビジョン懇談会委員の鎌田司を講師にお迎えしての講演会です。
正直、私自身、道州制の議論がどこまで進んでいるのか。勉強不足であり、興味がある内容でございました。
講演内容から、2006年12月、2007年12月のそれぞれの世論調査も「賛成」、「どちらかといえば賛成」合計29%、28%に対して「反対」、「とちらかといえば反対」合計がどちらとも62%と多くの国民が反対であるとの意思を表しております。
国は2015年に道州制を導入するためのロードマップを作成し、本制度導入に向けて歩を進めているようですが、どうも国民不在で進めているようにしか思えてなりません。そもそも道州制とは、日本を10程度の道・州に分け、単独の県では解決できない広域的な問題に対応するものとされてます。さらに、基礎自治体と呼ばれる集合体が道や州になりますが、未だに基礎自治体の定義が決まっておらず、道州制ありきの議論になっていることは否めません。
道州制が導入されると地域住民の生活がどのように変わっていくのか。本制度導入のメリット、デメリットを示して議論してくことが必要不可欠と考えます。
今後の道州制の動きについてしっかりと見ていきたいと思います。
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