10時から本会議が開かれました。
今日で19日間の2月議会が閉会しました。
2月12日の2月議会初日に提案された25議案及び、本日追加提案された5議案、そして議員提案の意見書3本が可決成立しました。
本議会は、平成22年度白石市一般会計予算をはじめ、大変重要案件が盛りだくさんでした。
また、本日提案された議案の中には、平成21年度末での公立刈田綜合病院の赤字見込額が5億5,900万円になることから追加の特別繰り入れが議案上程されました。
赤字見込額5億5,900万円のうち5億5,000万円を構成市町である白石市、蔵王町、七ヶ宿町に負担するものですが、白石市は全体の86.7%の出資割合になっているため、今議会には、4億7,685万円追加繰り入れの内容になりました。
これまでの議会でも最終日に追加の議案提出がありましたが、これまでは、本会議の質疑のみで採決しておりましたが、今議会では、本会議の質疑後、更に集中審議をするために予算審査特別委員会を設置しました。
これまでの予算審査特別委員会審査には、市長が出席することがなかったため、私は、委員長に対し本特別委員会には、市長の出席を求めることを申し入れ、市長同席での予算審査特別委員会となりました。
午前11時前から刈田病院への追加繰り入れが議題となり、予算審査特別委員会が終了したのが午後4時。午後4時30分から本会議を再開し、全ての日程が終了したのが午後5時頃になりました。
非常に長い一日でしたが、しっかりと議論できたことは大いに評価できたことと思います。
様々な議論がありましたが、何点か紹介致します。
昨年示された病院改革プランでは、今年度末まで29名の常勤医師体制となっていたが。との質問には、現在は、25名での診療体制ということで赤字が膨らんでしまった。年度途中、28名の医師体制となったのだが、その後開業される医師が2名、移動された医師が1名おり、現在に25名体制になってしまった。との答弁がありました。
現在、昨年示された改革プランの見直しを指示されたようだが、いつ、どのような内容としてしまされるのか。との質問には、県の方針と地域医療再生計画との整合性をとったもので6月までに病院議会に示し、その後、白石市議会にも示したいとの答弁でした。
刈田病院には、現在、人工透析の治療をされている方が約120名おり、そのうち白石市在住の方が約100名通院されており、何としてもなくしてはならない病院です。
しかしながら、白石市本体の体力、つまり財政状況から何年も続けて刈田病院への赤字繰り入れは、難しいと思います。
刈田病院を支えるためには、白石市医師会の先生方との連携や中核病院との機能分化も必要不可欠と考えます。
本議会の詳細につきましては、3月13日(土)18:00~城東コミュニティセンターが行います第12回市民井戸端会議でご説明いたします。
皆様のお越しを心からお待ち致しております。
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