昨日から山形市で行われました全国若手市議会議員の会 研修会に出席しました。
会員は、原則として35歳までに初当選した45歳までの市議会議員ということです。
私は、今回、初めての参加でしたが、全国から、23名の若手市議会議員が出席し、お互いに、政策論などで活発な意見交換が行われ大変いい刺激となりました。また、20代に初当選という方が多くて驚きました。
初日は、齋藤 弘 山形県知事を講師にお迎えし、『改革「深化」から改革「実効」へ』とのテーマでマニフェストの県政への反映や今までの発想の転換から県政運営についてなど、あっという間の2時間超の講演でした。
知事のお話の中でとても強く印象に残ったことは、「成長」と「発展」の違いについてのお話でした。「成長」は、効率化・合理化=旧態モデルの磨き上げ 一方、「発展」は、想像・創造=新規モデル この二つを互いにかみ合わせ使っていくことの重要さを教えていただきました。
2日目は、山形市市民活動補助金 公開プレゼンテーション についての研修でした。
この事業は、市民から定員100名として公募し、100名以上になった時は抽選で決定し、選ばれた市民の代表が補助金を受けたい団体のプレゼンを聞き、その後、電子投票で投票し、即日開票するためにその場で、当選団体が決まるという仕組みになっています。
市民の代表は一人、5票持っており、1団体に1票しか投じることができません。また、必ず5票投じるというルールだそうです。これは、組織票を防止する対策だそうです。この事業により、補助金の交付先を市民が直接選び、これを市長が認定するため大変透明性の高い補助金の出し方になるとのことです。
この事業を展開するまでは、多くの課題があり、今後の修正点もまだまだあるとのことです。しかし、昨今の厳しい地方財政状況の中では、白石も積極的に展開していきたい事業のひとつではないかと思います。
コメント