今日の市町村議会議員政策講座2日目も大変充実していました。
午前の1限目は、総務省地方債課長 満田誉氏による「地方財政の現状と課題」とのテーマでの講義が行われました。
債務残高の対GDP比国際比率のデータをもとに、日本の位置を説明いただきました。
このデータは、借入残高を国内総生産で割った数値で、日本は2011年 204.6と先進国の中で最も高い数値を示しております。
スペインが78.4ですから約2.6倍。昨年問題になったギリシャが138.6なので、日本が異常に高いことが理解できます。
しかし、ギリシャのような、IMFからの通貨援助などは、有り得ないとのことです。
その理由は、日本の国債を買っている人の90%が日本人であること。さらに、ものづくり国で、外国に自動車をはじめてとする様々な製品を輸出し、貿易黒字が出ているため、ギリシャのようにはならない。との説明でした。
しかし、それで安心はできるのでしょうか。私は、できないと考えます。
現に日本は、約800兆円という莫大な赤字を抱えておりますし、さらに、少ない税収で様々な施策を展開しすぎています。
つまり、小負担で中福祉状態にあります。当然、限界があり、私はとうに限界にきていると思います。
次世代に莫大な借金を残さないためにも税制の抜本改革は必要であると考えます。
2、3時限目は、青木宗明 神奈川大学教授による「地方税財政改革と今後も展望」とのテーマでの講義でした。
現在の日本社会の構造を分かりやすく説明いただきました。1970年代中ごろから日本は、農林水産業の力を入れることあきらめ、公共事業依存経済を確立する。さらに、アメリカなどとの貿易摩擦から、リゾート開発を中心とした地域活性化策を展開。そして、2000年以降の公共事業の大幅圧縮と地方交付税の劇的な削減により、財政破綻問題に発展。
今後の日本復活のカギは、やはり一次産業にあると確信しました。
5時限目に引き続き、夜間は、課題演習が行われました。
明日は、6グループによる課題演習発表が行われます。
なんと、私が発表者になってしまいました。
グループ皆さんが恥をかかないよう、しっかりと準備をしなければと少々緊張です。
明日もがんばります!
午前の1限目は、総務省地方債課長 満田誉氏による「地方財政の現状と課題」とのテーマでの講義が行われました。
債務残高の対GDP比国際比率のデータをもとに、日本の位置を説明いただきました。
このデータは、借入残高を国内総生産で割った数値で、日本は2011年 204.6と先進国の中で最も高い数値を示しております。
スペインが78.4ですから約2.6倍。昨年問題になったギリシャが138.6なので、日本が異常に高いことが理解できます。
しかし、ギリシャのような、IMFからの通貨援助などは、有り得ないとのことです。
その理由は、日本の国債を買っている人の90%が日本人であること。さらに、ものづくり国で、外国に自動車をはじめてとする様々な製品を輸出し、貿易黒字が出ているため、ギリシャのようにはならない。との説明でした。
しかし、それで安心はできるのでしょうか。私は、できないと考えます。
現に日本は、約800兆円という莫大な赤字を抱えておりますし、さらに、少ない税収で様々な施策を展開しすぎています。
つまり、小負担で中福祉状態にあります。当然、限界があり、私はとうに限界にきていると思います。
次世代に莫大な借金を残さないためにも税制の抜本改革は必要であると考えます。
2、3時限目は、青木宗明 神奈川大学教授による「地方税財政改革と今後も展望」とのテーマでの講義でした。
現在の日本社会の構造を分かりやすく説明いただきました。1970年代中ごろから日本は、農林水産業の力を入れることあきらめ、公共事業依存経済を確立する。さらに、アメリカなどとの貿易摩擦から、リゾート開発を中心とした地域活性化策を展開。そして、2000年以降の公共事業の大幅圧縮と地方交付税の劇的な削減により、財政破綻問題に発展。
今後の日本復活のカギは、やはり一次産業にあると確信しました。
5時限目に引き続き、夜間は、課題演習が行われました。
明日は、6グループによる課題演習発表が行われます。
なんと、私が発表者になってしまいました。
グループ皆さんが恥をかかないよう、しっかりと準備をしなければと少々緊張です。
明日もがんばります!
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